
焼き締めのぐい飲みになります。薪窯(登り窯)で約62時間の焼成ですが、棚板の上でこのビードロと緋色ですからまずまずの焼き上がりと思います。
土は信楽の大原土(細)だったと思います。高温になり過ぎると緋色がとんでなくなります。加減が難しいので長時間焼成(3日間ぐらい)で緋色狙いが良いと思われます。で、プラス自然釉が乗ればラッキーですね。
高台部分にも良い感じで火が走っていて、雰囲気もなかなかありますよね。
見込みもビードロと自然釉が美しくて、濁りは無しです。
このときの焼き上がりは、この一点だけがビードロと緋色は美しくて他のぐい飲みは緋色のみでした。
さすがに棚板に窯詰めの作品ですからコゲは付きませんでした。
ここの蓮は大きいですね。