日本最古の窯業地「すえむら」の会

日本最古の窯業地「すえむら」の会

今から1600年前に大阪府堺市南区泉北ニュータウンを中心に
朝鮮半島(韓半島)の渡来人達によって窖窯の構造である須恵器窯が築かれ須恵器が焼かれていました。

その須恵器は仁徳陵古墳からも出土する陶器です。

陶邑(すえむら)の須恵器は「堺市立泉北すえむら資料館」(平成28年9月30日閉館)に
出土品と近くには移築した窯跡が展示されているだけで、
堺市内には現在須恵器を焼くための「須恵器窯」がありません。

約500年間続いた窯業地としての知識や技術は
継承されないまま今日に至っています。

「須恵器窯」を再現することで知識や技術を再確認し
「須恵器」を後世に伝えていく出発点ができます。

また、世界遺産登録を目指している百舌鳥・古市古墳群からも
「須恵器」は出土していて古墳時代当時の人々にとっても
重要な生活必需品だったと思われます。

近代化した堺市と歴史・伝統文化が共存共栄する
創造豊かな未来都市「魅力あふれる自由都市 堺」になっていくことを目指しています。