
基本的に釉薬に使う材料は「石と灰」+「含鉄土石(鉄や銅など)」のみで天然素材にこだわっています。
昔ながらとは言えませんが合成素材は避けたいですね(^^)
(合成素材は安定してるし安価で使いやすいのが特長です)
今回は自分なりの灰の選び方をお話します。
灰と言ってもたくさんあるのはご存知ですね。
よく「陶芸の窯焚きの後にある灰で釉薬を作ったら?」と言われますが、この灰がくせ者になってしまいます。
ここでアップしますが窯焚きの後の灰と焚き火ぐらいの灰ではまったく違うのがわかると思います。
柔らかさが違いますね。
そして、アク抜きをするとまったく比べ物にならないぐらい違いがでます。
この違いが作品つくりを決める「極」の世界です。
皆さん、灰ひとつでもこだわるともっと陶芸が楽しくなりますよ(^^)
階元龍一